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2025/08/28

チャップリンに学ぶ:第4回「人間らしく生きる」

再起を促されるチャップリン

再起を促されるチャップリン

▪️ 倒産・破産、路頭に迷う46歳

46歳で会社が倒産しました。「まだ若いからやり直せる」——何度もそう励まされましたが、27歳で起業した私には、46歳は挑戦するには遅すぎる年齢に思えました。

残された選択肢は3つ。
・東京でサラリーマン生活(良い話もいただきました)
・誰も知らない土地で漁業(こちらもお誘いがありました)
・起業に再挑戦(やりたくても完全に自信を失っていました)

▪️ 「雇用していた」のではなく、「支えてもらっていた」

そんなある日、数名の元社員たちが言ってくれました。
「もう一度、ついていきますよ」
「僕ら、貯金も少しはあるから、給料なくてもしばらく大丈夫です」

——倒産・破産した私と、それでも働きたいと言ってくれる人がいる。
その瞬間、気づきました。私は雇用していたつもりでいたけれど、本当は支えてもらっていたのだ、と。

どんなに苦しくても、もう一度挑戦する。
そう心に決めた瞬間でした。

▪️ チャップリンが教えてくれた「人間らしさ」

再挑戦を決意した頃、心の支えになったのがチャップリンの言葉です。
彼もまた、数多くの失敗を経験しながら、人間らしさを失わず歩み続けた人でした。

「必要なのは知識ではなく、思いやりである」
人は知識ではなく、人の優しさについていきます。

「必要なのは、演技をする自分を愛すること」
泣きたい気持ちをこらえ、笑顔で頑張る自分を愛しましょう。

「私は庶民の味方だ。そういう人間なんだ」
人間に上下はない。それを忘れた人についていきたい人はいません。

人生、一度は大きな失敗をしたほうがいい。
何が大切で、自分が守るべき「人間らしさ」が何かが、はっきり見えてくるからです。

私は人間らしさとは「優しさ」だと思っています。
あなたにとっての“人間らしさ”とは?

優しさがある限り、人は何度でも立ち上がれます。
人間らしい人に、誰も石なんて投げてきませんから。

一筆啓上いたします。
「人間らしさを大切にすると、強く生きられる」

チャップリンに学ぶ「ユーモア」の必要性シリーズ
▪️(0)はじめに
▪️(1)「失敗を笑い飛ばせ」
▪️(2)「勇気こそが人生を創造する」
▪️(3)「痛みを笑いに変える」
▪️(4)「人間らしく生きる」
▪️(5)「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くで見れば喜劇だ」

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業し、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージから再出発。
55歳の現在は、建設テック企業「ダックビル」の代表取締役CEOと、創業120年の大規模修繕工事大手「建装工業」の執行役員CDOを兼務しています。

「大企業とベンチャー」「現場と経営」「伝統と未来」をつなぎ、建設業の未来をつくるための挑戦を続けています。

【現在の役割】
■ 株式会社ダックビル|代表取締役CEO
売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年

■ 建装工業株式会社|執行役員CDO
売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、堅実な経営基盤の上で、建設DX・AI活用・新規事業・採用広報・組織づくりに取り組んでいます。

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