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2025/08/21

チャップリンに学ぶ:第3回「痛みを笑いにかえる」

貧乏なほうがコロッケはうまい。w

貧乏なほうがコロッケはうまい。w

▪️ コロッケが買えない46歳の夏

46歳で破産した夏。財布の中はほぼ空っぽ、未来も見えない。それでも、お腹はすく。
ご飯は炊けばある。でも、おかずがない。
コンビニの100円コロッケが、高級食材に思えました。

仕方なく、ふりかけ「味道楽」にマヨネーズをかけて食べる。
これが、お腹が減っていると妙に美味しい(笑)
忘れられなくて、今でも時々食べては笑っています。

▪️ 痛みはやがて笑いに変わる

当時は本当に辛かった。でも今では、いい笑い話。チャップリンの言葉にも、そんな痛みと笑いの関係を説くものがあります。

「私の苦痛が、誰かが笑うきっかけになるかもしれない。」
失敗を話して相手が笑った瞬間、自分も少しだけ救われます。

「本当に笑うためには、痛みを取って、それで遊べるようにならないといけない。」
悲しみに正面から向き合わない限り、心の暗さは消えません。

「笑いとはすなわち反骨精神である。」
逃げずに立ち向つからこそ、笑える日がやってきます。

▪️ 笑いこそが、自分を救う

自分の失敗を笑うのは簡単ではありません。プライドが邪魔をするし、最初は傷口に触れるような痛みもあります。

でも、心の傷は放っておくと化膿して広がります。
きちんと向き合って、手当てして、時間をかけて癒すこと。
それが、笑えるようになるための処方箋です。

捨てたほうがいいプライドを抱えていませんか?
辛いときこそ、笑い飛ばしてしまいましょう。

一筆啓上いたします。
「プライドを捨てると痛みは笑いに。失敗は、経験に変わる。」

チャップリンに学ぶ「ユーモア」の必要性シリーズ
▪️(0)はじめに
▪️(1)「失敗を笑い飛ばせ」
▪️(2)「勇気こそが人生を創造する」
▪️(3)「痛みを笑いに変える」
▪️(4)「人間らしく生きる」 8月28日公開予定
▪️(5)「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くで見れば喜劇だ」 9月4日公開予定

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野口 高志
【建設テックの二刀流|現場と経営、伝統と未来をつなぐ挑戦者】
倒産 → 再起 → M&Aを経て、現在は建設テック企業のCEOと修繕大手のCDOを兼務。
革新力あるベンチャーと、実行力ある120年老舗企業の“二刀流”で、建設業界の変革に挑んでいます。

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