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2025/08/18

社員と家族を守るために会社が避難先を持つ理由

実際に視察した避難候補物件です。

実際に視察した避難候補物件です。

【東京で働く私たちは、何から備えるべきか。】

東京で建設テック(DX)系の仕事をしていると、いつも心にひっかかるのが自然災害のリスクです。近年の温暖化の進行を見ても、今後の首都圏は高確率で水害や地震、さらには火山噴火に見舞われると考えています。

特に噴火。火砕流や粉塵が発生すれば、通信・電力インフラは機能を失い、関東一円でデジタル産業全体が一時停止する可能性すらある。私たちは、電気や通信が止まったなかどうやって社員の安全を守り、仕事を継続させることができるのでしょうか。

【東に逃げろ、という仮説から始まった避難場所探し】

火山活動は東京から見ると西側ではないか。という見方もあり、避難先は東がいいだろうと仮定。その結果、那須エリアに目をつけ、実際にいくつかの不動産物件を見学してきました。

私が社員とその家族の保護、BCP(事業継続の目線で注目したポイントは次の通りです。

▪️10名程度のスタッフがBCP対応で働ける事務所として使えること
▪️生活弱者(子供や高齢者)を抱える社員が家族ごと避難できる宿泊場所が近隣に確保可能。
▪️発電機が設置できる空間と安全性
▪️衛星通信が確保できるロケーション
▪️浄化槽(バイオトイレ)や水の確保、食料備蓄が可能であること。

【事業継続、社員満足、投資の三方良し】

話を伺っていると、普段は貸別荘として運用することもでき、家賃収入で維持コストを補えることが分かりました。しかも、いざというときには観光が止まるため、周囲にある他の貸別荘も空きます。つまり社員やその家族を一時避難させる拠点としても機能します。

これって、災害からの避難だけではなく、社員満足度・企業文化醸成、顧客サービスの保護にもつながる。BCPへの対応が、私の中で急に現実味を帯びてきた瞬間でした。

【春夏秋冬を通して、通ってみようと思う】

ということで、今後しばらく那須に通う生活を試してみようと思っています。社員やそのご家族にとって「いざというとき、会社が逃げ場を用意してくれている」――そんな企業であることは、魅力ある職場づくりの一部ではないでしょうか。

あなたの会社では、どんな災害対策をしていますか?

一筆啓上いたします。
「災害対応でも、社員満足度を高めよう」

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野口 高志
【 倒産 → 再起 → M&Aを経て、建設業の伝統と未来をつなぐ『挑戦の二刀流』 】
▪️建設テックベンチャー 「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6千万円 / 創業9年目)と、
▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名/ 資本金3億円 / 120年の歴史)を兼務。
高い自己資本比率(ダックビル65%、建装工業60%)による安全な経営を推進。
盤石な財務基盤を背景に「現場と経営」・「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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