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2025/05/22

「角栄に学ぶ(2)20代:「伝わる人の話し方」

イラストbyGPT:ヘッドセットでテレビ会議をしている田中角栄

イラストbyGPT:ヘッドセットでテレビ会議をしている田中角栄

若い頃の恥ずかしい話し方

若い頃は、人に伝わる話をするのが本当に難しい。
本やネットから借りてきた知識ばかり使うから、どうしても話に厚みがなくて薄っぺらくなる。

私も若い頃は難解な本を読んでは、覚えたカタカナ言葉を偉そうに使っていました。
「ウィンウィンなソリューションでベネフィットをクライアントにコミットします」…いったい何語だよ、という感じですね(笑)。

さらに、次から次に出てくる3文字英語も覚えては、知ったかぶり。
「ICTとかSFA、CPUにIoT」…専門分野だから断言しますが、これらの単語は覚えなくても何の問題もありません。

これらは全部、簡単な言葉で置き換えられるからです。「情報通信技術、営業支援システム、中央演算装置、ネットに繋がったモノ」。
シンプルな言葉ほど伝わりやすく、誤解も少ない。難解な言葉を使うのは、コミュニケーションコストを増やすだけです。

ああ…思い出すだけで恥ずかしい。今の私なら間違いなく「お前、何言ってんの?」とツッコミますね(笑)。

今回はそんな経験を踏まえ、田中角栄の言葉から「伝わる人の話し方」を学んでみたいと思います。
ちょっと耳が痛いですが、準備は良いですか?

”嘘はつくな、すぐバレる。気の利いたことは言うな、後が続かない”

知っていることを、正直に誠意を持って伝える人が、結局は信頼され「伝わる人」になります。
美辞麗句は人を苛立たせるだけです。

”何より自分の言葉でしゃべることだ”

最近覚えた小難しい言葉を、自己顕示欲を満たすためだけに使っても何も伝わりません。
自分で考えた言葉には魂が宿ります。言葉は単語ではなく、話し手の魂で伝わるのです。

”要件は1枚に書け、最初に結論だ。理由は3つまででいい”

考えていない人ほど自己保身で話が長くなります。書類も太字や色が多く、騒がしい。
言葉を研ぎ澄ませ、シンプルに整えること。これが伝わる話の基本です。

”人のために働かず文句ばかり、こういうのは使い物にならない”

人の役に立ちたい、人のために頑張りたい、という人の言葉は自然に伝わります。
逆に文句ばかり言う人の話を、誰も聞きたいと思いません。伝わるはずがないのです。

さて、あなたは「伝わる人」になれていますか?

一筆啓上いたします。
「知ってもらいたい気持ちが、伝える力を生み出す。」

田中角栄名言シリーズ
(はじめに)「いい大人」になるための言葉たち
(1) 学生・若手社会人時代:「動ける人の条件」
(2)20代:「伝わる人の話し方」
(3)30代:「成果を出す人の習慣」
(4)40代:「しなやかな人の思考術」
(5)50代:「人生おりかえし、認められる人になる」

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージ再出発。
55歳の今、建設テックCEOと創業120年の老舗建設CDOの二刀流で再挑戦中。

【現在の役割】
▪️建設テックベンチャー「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年)

▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年の老舗)

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、
「大企業とベンチャー」「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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