BlogCEOブログ書いてます
2026/05/21

【ウキウキする音】

たった1行のディスプレイに未来が入っていた。

たった1行のディスプレイに未来が入っていた。

小学校5年生。実家の羽振りが良かったころ。勉強ができなかった私に、家庭教師の先生がついた。正直、嫌だった。

「これ知っている?」…よそよそしい態度の私に、先生がバッグから大きな計算機を取り出して見せてくれた。

アルファベットのボタンがついた大きな銀色の計算機。

──「ポケットコンピュータ、って言うんだ」

1回目の授業はBASICのプログラミング。

「ポチ、カチャカチャ、ポチッ」

──小さなキーを押すたびに、未来の音がした。

先生、素敵。
もう、夢中。

やがて実家が倒産。私は不良に。
でも高校で入ったのはパソコン部。

──パンチパーマに色付きメガネのパソコン部員。

喧嘩もする、プログラムも書く。
このころ、私の土台ができた気がする。

一筆啓上いたします。
「無駄なことなんて、ない。」

【人生の音 シリーズ】 シリーズ2はこちらから。
▪️誇らしかった、実家が振る舞う師走の餅つき。餅を叩く音が、【希望の音】として再起を支えてくれた。
▪️今も残る幼少期の記憶。不条理に立ち向かう心の裏に響く【嫌な音】。
▪️今の土台にもなった小学5年生の時の出会い。ポケットコンピュータが鳴らした【ウキウキする音】。
▪️デバイスが鳴らす【時代が変わる音】。消音化していくからこそ、逆に音がある生活が愛おしい。
▪️会社の考え方が垣間見える【台風の音】。良い判断は、気遣いで決まる。

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野口 高志 (のぐち たかし)

【信用は、積み直せる。】

建設テックベンチャー「ダックビル」CEO × 創業120年・大規模修繕工事大手「建装工業」CDO。

15歳で実家の建設会社が倒産。46歳で自らの会社も倒産・破産。
48歳、仲間とガレージから再出発。
いまは建設DXとAIで、ベンチャーと大企業、両方の現場に立っています。

このブログ『一筆啓上』では、失敗と再起、組織づくりを通して
『信用を積み直す技術』を綴っています。


▶ 詳しいプロフィール(経歴・特許・受賞歴): duckbuild.jp/noguchi/

▶ LinkedIn(週3回発信中): linkedin.com/in/duckbuild

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