BlogCEOブログ書いてます
2026/05/21

【ウキウキする音】

たった1行のディスプレイに未来が入っていた。

たった1行のディスプレイに未来が入っていた。

小学校5年生。実家の羽振りが良かったころ。勉強ができなかった私に、家庭教師の先生がついた。正直、嫌だった。

「これ知っている?」…よそよそしい態度の私に、先生がバッグから大きな計算機を取り出して見せてくれた。

アルファベットのボタンがついた大きな銀色の計算機。

──「ポケットコンピュータ、って言うんだ」

1回目の授業はBASICのプログラミング。

「ポチ、カチャカチャ、ポチッ」

──小さなキーを押すたびに、未来の音がした。

先生、素敵。
もう、夢中。

やがて実家が倒産。私は不良に。
でも高校で入ったのはパソコン部。

──パンチパーマに色付きメガネのパソコン部員。

喧嘩もする、プログラムも書く。
このころ、私の土台ができた気がする。

一筆啓上いたします。
「無駄なことなんて、ない。」

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苦しい現場監督時代に光が差した、Windows95との出逢い。30年前の勇気と努力が、建設テックに繋がっている。
最先端のシステム作りにもアナログが大切。模造紙×KJ法で起こす、分析と理解の「空気感染」。

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業し、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージから再出発。
55歳の現在は、建設テック企業「ダックビル」の代表取締役CEOと、創業120年の大規模修繕工事大手「建装工業」の執行役員CDOを兼務しています。

「大企業とベンチャー」「現場と経営」「伝統と未来」をつなぎ、建設業の未来をつくるための挑戦を続けています。

【現在の役割】
■ 株式会社ダックビル|代表取締役CEO
売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年

■ 建装工業株式会社|執行役員CDO
売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、堅実な経営基盤の上で、建設DX・AI活用・新規事業・採用広報・組織づくりに取り組んでいます。

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