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2024/07/16

「起き上がる、トランプ大統領候補」

(写真:AP/アフロ)トランプ大統領候補襲撃後の様子

(写真:AP/アフロ)トランプ大統領候補襲撃後の様子

7月13日の土曜日、トランプ大統領候補がペンシルバニア州で行われた選挙集会中にライフル銃でスナイパーに狙撃される。という事件が発生した。2年前の7月8日、日本では安倍元総理が銃撃されて亡くなっている。言論だけで終わらない過激な行動は、社会の不安定化と無縁ではないんじゃないかと思う。

ちょっと調べてみた。
米国大統領経験者は過去45人。うち4人が暗殺されています。(8.8%)
日本の内閣総理大臣経験者は過去64人。うち7名が殺害されています。(10.9%)
未遂も含めると、けっこうな確率で暗殺ってあるんだな…。(3人に1人が襲撃を経験=米国大統領)

トランプ大統領、シークレットサービスに抱き上げられながら起き上がった時のポーズがすごかった。拳を高く天にあげ、「ファイト!」と3回も叫んでいた。狙撃されて耳から血を流し、血糊を顔につけながら叫んでいたその姿は多くの米国民感情を揺さぶったんじゃないだろうか。

あれ、最初から凶弾に倒れた時のシミュレーションが自分の中にあったんじゃないかな。もしも起き上がれたらフィティングポーズを取ろう。起き上がれなかったら、周囲にこういうことを伝えよう。凶弾に倒れる怖さよりも、自分の命よりも大切にしたい何かがあるんだと思う。咄嗟にでないもん、あれ。

そりゃそうか。一国の首脳は10%ぐらいの確率で暗殺されるんだから。候補者になったときに、その辺りの考えは整理ついているよね。一緒に恥ずかしい趣味のものとかこっそり捨てたりしているんだろうなぁ。暗殺された後に変な本とかオモチャでてきて見つかってからじゃ、名言も台無しになっちゃうし。

自分ごととして考えてみた。「もし私がいま突然死にそうになったら、なにを言えるのかな。」
お昼ご飯にもういちど、鰻を食べたかったな。とか、あー、やばい「信長の野望」データ改竄して「高志の野望」になっているのみられたら恥ずかしいな、そんなことしか考えられないの嫌だな…。

死にそうなとき、自分は咄嗟に何を語るのかな。大統領だけじゃなく、誰もが何かに挑戦するときに、自分を顧みて自分が大切にしていることを言語化しておくことって大切なんじゃないかな。いつ死ぬかなんて誰もわからないわけなんだし。

一筆啓上いたします。
「倒れたら、起き上がるチャンスだ。」
>襲撃後、見事起き上がって大統領選を制した時の記事がこちら。


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野口 高志
【 倒産 → 再起 → M&Aを経て、建設業の伝統と未来をつなぐ『挑戦の二刀流』 】
▪️建設テックベンチャー 「ダックビル」|代表取締役CEO(売上5億円 / 25名 / 資本金6千万円 / 9年の歴史)と、
▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO(売上620億円 / 850名/ 資本金3億円 / 120年の歴史)を兼務。
​どちらの企業も、高い自己資本比率(65%と60%超)による安全な経営を推進。
盤石な財務基盤を背景に、現場と経営、伝統と未来をつなぐ挑戦を続けています。

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