野口 高志 株式会社ダックビル / CEO
ダックビルCEOです。若かった時に放漫経営で上場目指していた会社を倒産させてしまいました。皆さんのお情けをいただいて、もういちど頑張ってやり直してきました。懺悔の気持ちと感謝の思いを込めて社会課題を今後もコツコツと解決していくなかで社会に少しでも多く貢献していきたいな、と願っています。
写真はインタビュ=形式で社員を晒し者にしているところです。
私は若かった時に上司や偉い人がたくさんいるイベントに参加するのが苦痛でした。何を話していいかわからないし、コミュニケーションが大切なら日常でもっと声をかけてくればいいのに。って思っていました。そのトラウマがあるからいまだに会社のレクリエーションを企画したり参加するのが苦手です。よく勘違いされますが私は筋金入りの陰キャです。
陰キャなのでレクリエーションはおろか、飲み会も参加したくない。できれば会議なんかも遠慮したい。なんだろう、人前に出ていったら自分の存在が軽くて価値がないように感じてしまって、自分で自分が信じられなくて。レクリエーション終わって家に帰ったら穴に入りたくなります。
そんな私に今年も社内BBQの時期が近づいてきました。うちの会社は隣が大きい公園でBBQ会場があって気軽にできるから4月は会議や歓迎会がわりに昼にBBQで懇親することにしています。ソフトドリンク以外の選択肢はないという罰ゲームのようなBBQです。
ところが、です。今年のBBQ大会はとてもよかった。うちの会社は私を筆頭に陰キャが多いから基本人に押し付けるタイプのコミュニケーションはない。代わりにイベントも発生せず静かに話してお茶飲んで終わる。というなんだか意味不明なBBQになりやすい。
でも、今年は違った。攻守揃っているというのかな。いつも通りまったりなBBQの中で突然始まった「日本語禁止・英語グルメレポート」大会。米国人デザイナーディランさんが他の社員に英語でインタビューする。という企画だがこれが面白い。ほとんどの人が真面目で前例主義だから「ぱーどん?」と「わんもあ」しか言いません。かなり笑わせてもらいました。
あーイベントって企画が上手いとこんなにいいものなんだな、そんなことを教えてもらった社内イベントでした。企画立案してくれた幹事のみなさん本当にありがとうございました。
一筆啓上いたします。
「心配いらない。陰キャが悪いんじゃない、企画が悪いんだ」