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2024/03/21

評価の良い人、評判の良い人。どっちを採用?

(写真は社内で開催されたプロダクト勉強会の様子です。)

評価が良いけれど、評判が悪い人。
評判は良いけれど、評価が悪い人。
どちらの人と働きたいでしょうか。

評価というのは判断にルールがあって、数値化することができます。評価は周囲の人たちに左右されません。評判というのはルールがなく、数値化することもできません。評判は周囲の人たちの好き嫌いに左右されます。

もちろん、採用においては評価も評判も良い人が最強でそんな人と仕事できれば最高です。でもそんな器用な人はなかなか世の中にはいません。評価も評判も悪い人はちょっと置いておいて、難しいのは「評価が高いけれど評判がイマイチな人」と「評判は良いのだけれど、評価がイマイチな人」が選考に残った場合、どちらを採用するべきか、という判断だと思います。

企業によって判断基準は異なると思いますが、ダックビルの人材採用基準ははっきりしていて「評判」ファーストです。評価=知能指数(IQ)=定量化しやすいもの、と、評判=感情指数(EQ)=定量化しにくいもの、のどちらかを選ぶのであれば感情指数が高い人を迷わず採用します。

私は今年で経営者経験が25年を超えます。すごく多くの人を面接してきました。試験とかもしてみたりもしましたが結論から言うと数値化して「損得」で人を判断した場合は離職につながりやすく組織にも個人にもあんまり良いことがなかったです。一緒に働いていて楽な人、笑える人を採用すると離職率は低く、組織も明るくなり個人も社員個人も幸せになりやすいです。そういう人財が揃っている組織って生産性高くなりますし。

働き方が多様化している時代だから、IQが自社に足りない場合はフリーランスの方とか派遣会社の方とか専門知能が高い人にお願いしちゃえばいいんだと思います。そういうサイトもいまや沢山溢れているし。でもEQは社内に足りないからフリーランスに、って言っても探せませんし見つかりません。EQはお金で買えないんですよね。

”あなたは人と対峙した時に、好かれる自信がありますか?”

もしも無いのだとしたら、AIがくるこれからの時代、もう少し頑張った方がいいのかもしれません。AIはIQを補うための道具です。そして昨今、専門知識の量と質で人間はAIに勝つことができないことが証明されつつあります。IQだけでは仕事しにくい時代が到来したのです。

一筆啓上いたします。
「EQをみにつけて、AI時代を勝ちぬこう」

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