BlogCEOブログ書いてます
2024/04/04

お客様は神様ではない。

(写真は弊社カスタマーサクセス部員がお客様の声を社内に届けているところです)

お客様は神様です。昭和はこの言葉が仕事でよく使われていました。お客様は利益をもたらしてくれる存在だから無条件に敬いましょう。そういう意味で使われていたと思います。サービス受益者と供給者の間には「上下関係」があったわけです。

昭和の神様は令和のいま、スーパーマーケットや服屋さんで買い物したら袋詰めどころかレジ打ちすら自分でやらないといけません。「ありがとうございます、またのお越しをお待ちしております」は自動でスピーカーから流れてきます。三波春夫(お客様は神様です、をはやらせた昭和の歌手)が聞いたら腰抜かすと思います。

現代ではお客様は心と感情を持った普通の「人間」だと考えるのが正しいのだと思います。そしてサービス受益者と供給者は上下関係ではなく「伴走(一緒に走る)や伴奏(一緒に奏でる)」関係で結ばれています。

商売だけじゃなく、あらゆる職業にはお客様が存在します。お客様がいないと給料はもらえません。先生のお客様は生徒ですし政治家のお客様は国民です。でも彼らに生徒や国民の人生に寄り添い、伴走したり伴奏する気持ちがいったいどれぐらいあるのでしょうか。30年にわたって学力や国力を落とし続けた責任を教師や政治家はどう考えているのでしょうか。

SaaS、DX、IoTを商材として扱う我々のお客様は商材利用者です。お客様が私たちの商品を使ってくださり成功すること、幸せになること。そのために我々には何ができるのか。お客様と一緒になって悩み、ともに真剣に考える。これが私たちの仕事です。

お客様に寄り添い、一緒に伴走し・伴奏する。お客様と共に悲しみ、苦しみ、笑い、喜ぶ。そんな組織を、ビジネスを作り上げていきましょう。

一筆啓上いたします
「お客様は神様ではなく、大切な仲間です。」

▶ 関連記事
仲間との付き合い方のコツが知りたい人に薦めたい。「デール・カーネギーに学ぶチームづくり」シリーズ。
お客様のお困りごとに対し、様々な手を尽くして解決に貢献する。仲間として取り組み「お客様の代わりに、たくさん疲れよう」

 

記事へのフィードバックは

LinkedInでお聞かせください

Archive

【秀吉名言③:お金はつかってなんぼ】

【割り箸が自慢の会社】

秀吉に教わるマネジメント②:まず、聞きなはれ

【制服は必要なのでしょうか】

【秀吉の名言①:頭は下げてなんぼ。】

Monthly archive

この記事をシェアする

野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージ再出発。
55歳の今、建設テックCEOと創業120年の老舗建設CDOの二刀流で再挑戦中。

建設業が"未来につながる産業"であり続けるために。この挑戦が、今の現場に悩む人や、
かつての私のように迷いの中にいる誰かの一助になれたなら
——育んでくれた建設業界と、家族への恩返しです。

【現在の役割】
▪️建設テックベンチャー「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年)

▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年の老舗)

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、
「大企業とベンチャー」「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

記事一覧に戻る記事一覧に戻る