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2024/06/17

「通信回線の提案は、疲れる」

(写真は建装工業の現場でスターリンクを設置利用している様子です)

(写真は建装工業の現場でスターリンクを設置利用している様子です)

ダックビルが属するグループ企業「建装工業」は建設業のRビジネスである。(リユース=修繕し繰り返し使用すること、リデュース=製品寿命延長の取り組み)その業務範囲は幅広く、マンションの大規模修繕工事やプラントの塗装、橋梁や道路の修繕工事にまで及びます。

ダックビルは建装工業のグループ企業として建装工業がデジタルで困っていることであればなんでも解決しないといけない。ドア制御や監視装置などのIoTシステムから業務支援アプリ、通信回線の調達までこれまた業務範囲は幅広い。ニーズが多岐に渡るからずっと好奇心がくすぐられる。建設テックはマジで楽しい♪

建装工業の現場では、さまざまなデジタル技術が活用されている。ところが、である。山奥の現場や高層マンションの屋外作業など、通信回線が届かない場所が結構ある。インターネットどころか電話もSMSも届かない。なんか昭和に戻った感じで、現場にいるとドキドキしてちょっと楽しい。

そんな場所ではスターリンクが最も手堅い解決策になる。スターリンク社はあのイーロンマスクが経営している米国衛星通信企業だ。2024年時点で約6000機の通信衛星が高度550km、世界中の宙に網羅されていて世界中で通信信号を受け取ることが可能です。(利用周波数帯域10.7GHz〜14.5GHz)

ダックビルもスターリンクを持っていて困っている現場に貸出している。いろんな現場で通信速度を見ているがだいたい上りで200Mbps、下りで20Mbpsぐらいは出る。風雨対策で設置に工夫は必要だが、実際に現場で使っていて困ることはない。

1990年ごろまで通信といえば電話回線が当たり前でした。30年経ったいまは光回線が主流。電話やCATVなどの銅線回線を利用したものだと速度や品質が安定しなくて嫌がる人が多い。でもはたして20年後にマンションや工事現場で光回線が使われているんだろうか。技術というのは常に先端を学んでいかないとダメなんだと思う。お客さまに損させちゃうことになるから。

一筆啓上いたします。
「お客様の代わりに、たくさん疲れよう」

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野口 高志
【ベンチャーと大企業、両方の現場にいます。】
──建設テックベンチャー「ダックビル」のCEOと、創業120年の大規模修繕工事大手「建装工業」のCDOを兼務。

建設DX、AI活用、新規事業、採用広報、組織づくりをテーマに、
現場と経営、伝統と未来をつなぐ仕事をしています。

15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業し、41歳で東日本大震災に向き合い、南相馬で地域限定のテレビ局を開局。

46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージから再出発。
55歳の今、建設業の未来をつくるために、もう一度挑戦しています。

【現在の役割】
■ ダックビル|代表取締役CEO
売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年

■ 建装工業|デジタル戦略担当執行役員CDO
売上620億円 / 約900名 / 資本金3億円 / 創業120年

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、堅実な経営基盤の上で、建設DX・AI活用・新規事業・採用広報・組織づくりに取り組んでいます。

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