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2026/04/29

【羽生善治名言⑤:失敗の勧め】

師走の賑やかさが足取りを重くする。

師走の賑やかさが足取りを重くする。

「X DAY、倒産の発表日はいつにされますか?」

自分より若い弁護士さんの、冷静な言葉。
師走の日本橋。暖色の照明が、なぜか恨めしく見えた。

──X DAY。
帰り道、今日知った言葉を何度も繰り返す。
生まれ育った地元の新聞紙に、 大きく自分の会社の倒産記事が出る。

ああ、私は大変な失敗をしたんだな。
何度読み返しても、内容は変わらない。

──ポケットの中で、スマホが震える。

誰からだろう。画面を見るのが怖かった。
社員に偉そうに語っていたのに。
お金で、多くの人に迷惑をかける。
信じてくれていたお客様の仕事を、途中で放り投げる。

大きな失敗は、 10年経っても色褪せない。
将棋の世界の「負け」と、 会社の倒産はもちろん違う。

でも、負けて初めて身体に刻まれるものがある、
という感覚は、少しわかる気がします。

羽生善治さんは、こう言っています。
「実践で一度負けないとマスターできない」

一筆啓上いたします。
「キャリアは、負けた後の時間で磨かれる。」

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージ再出発。
55歳の今、建設テックCEOと創業120年の老舗建設CDOの二刀流で再挑戦中。

【現在の役割】
▪️建設テックベンチャー「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年)

▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年の老舗)

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、
「大企業とベンチャー」「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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