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2024/10/24

「クロードCUが再発(リカレント)教育を加速する」

(写真はクロード computer useの利用画面です)

(写真はクロード computer useの利用画面です)

まじかよ!なんじゃこりゃ!!
昨日(10月23日)突然発表になったAI・Claude(クロード)のパブリックベータ「computer use」を社内で見せてもらった。もうね、すごい衝撃!

天気予報教えて、とか、交通混雑を調べて、東京のね。って「クロード・computer use(以下クロードcuと呼びます)」に日本語でお願いしてみました(AIにお願いをすることをプロンプトと言います)。その後クロードの動きをじーっと、みてると凄すぎて笑います、ほんとに。

プロンプトを入れるとクロードcuはまず自分が動いている環境を勝手に調べます。環境に応じてブラウザとか勝手に立ち上げて、情報があるサイトに勝手に飛んでいきます。面白かったのは交通情報を提供しているサイトに利用許諾があったのですが自分で「ACCEPT(同意)」まで勝手にしていましたw

でもこれ、きっと利用許諾の内容と自分が置かれている仮想環境下の安全性を天秤に乗せて判断していると思います。下手な情シスよりITリテラシーあるんじゃ…。その後、天気や交通サイトの場所、選択画面で「東京」を勝手に選びます。ブラウザー上にはちゃんと東京の天気予報と交通情報が絵図面で表示されていました。

同じように、クロードにデータを渡してプロンプト打てば環境を自律構築、データを集計して、結果を音声で読み上げ録音。チャットで結果を送信する。そんなことが簡単にできるようになります。

これ、1年以内に確実にホワイトカラーの配置転換や離職勧告が始まると思います。みてると人にお願いするよりも確実で早いもの。コストかからないし…。

今後AIに取って代わられる可能性がある職種の人(ホワイトカラーや営業職)には急いで人間にしかできない仕事に移ってもらわないといけない。そのために1日も早く再発教育(リカレント教育)とか生産現場への配置転換を進めていかないと…。AIの進化が進むのに比例して、これから問題も大きくなると思うよ。

一筆啓上いたします。
「経営者が真剣に学ばないと…。社員が守れなくなる」

ちなみに、こちら(GitHub)から試すことができるので好きな人はぜひ触ってみてください。仮想環境なので割と安心して試験できますよ!

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ダックビルでは、Claude以外にもGeminiやGPT等様々なAIに触れ、日々会社全体で学習・活用しています。
現状するSESと受託開発の仕事…社員へのIT、DX、AI教育が求められる裏側。

 

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野口 高志
【建設テックの二刀流|現場と経営、伝統と未来をつなぐ挑戦者】
倒産 → 再起 → M&Aを経て、現在は建設テック企業のCEOと修繕大手のCDOを兼務。
革新力あるベンチャーと、実行力ある120年老舗企業の“二刀流”で、建設業界の変革に挑んでいます。

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