BlogCEOブログ書いてます
2025/10/09

【坂本龍一名言4:キャリアは失敗から生まれる】

失敗は私たちを育んでくれます。

失敗は私たちを育んでくれます。

「過去にどんな失敗を経験していますか?」

みなさんは、こう聞かれたらどう答えますか。

私は何と言っても、倒産と破産の経験です。
苦しかった経験は、月日を経てやがてキャリアへと変わります。

経営者のキャリア(経歴・経験)として、倒産・破産し信用はどん底に。そこからまた這い上がる。これほどの経験もないと思います。

林道の道路工事で高さをメートル単位で間違えたことがあります。システム開発では過去にデスマーチを4回ほど作りだしてしまいました。

信頼していた社員さんに裏切られた経験もあれば、
派閥争いで組織が大きく揺れた時期も経験しています。

だから私は、経営・工事・システム開発・人材育成のすべてに経験があります。失敗を重ねて、学びと経歴を得てきました。

失敗の経験は、いま私の大切な財産(キャリア)になっています。
失敗の数々が、私を作り上げてくれたのです。

▪️坂本龍一の名言にこんなものがあります。

・「父は僕に、簡単に何かになろうとするな。と言ってくれました」
・「譜面がなくても音楽はできる」
・「きちんと弾けるまで練習を積み重ねる」

…用意されたもので、練習や訓練もそこそこに積み上がる。
そんなキャリア(経歴・経験)にはあまり価値は生まれません。

挑戦、創意工夫と鍛錬、継続。それなのに失敗。
本物のキャリアというのは、努力と辛さの上に成り立つものであって、
転職や待遇で得られるものではない。

決して失敗を恐れないでください、
失敗はやがてあなたの大切な財産になりますから。

「過去にどんな失敗を経験していますか?」
きっと、その“失敗”があなたのキャリアを育てているはずです。

一筆啓上いたします。
「失敗したのなら、1つ、キャリアが増えたということです」

記事へのフィードバックは

LinkedInでお聞かせください

Archive

魅せる倉庫はダックビルの自慢です

植物の声を聴ける会社は、人の声も聴ける会社になる

【坂本龍一名言3:”守り”が創造の邪魔をする】

良い会社かどうかは、クレーム電話でわかります。

【54歳のオジサンが、24歳の大学院生に学んだ日】

Monthly archive

この記事をシェアする

野口 高志
【建設テックの二刀流|現場と経営、伝統と未来をつなぐ挑戦者】
倒産 → 再起 → M&Aを経て、現在は建設テック企業のCEOと修繕大手のCDOを兼務。
革新力あるベンチャーと、実行力ある120年老舗企業の“二刀流”で、建設業界の変革に挑んでいます。

記事一覧に戻る記事一覧に戻る