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2025/07/14

「天空のオジサン、建設DXを考える」

写真は天空で仕事中、オジサン。の様子

写真は天空で仕事中、オジサン。の様子

若手監督が頑張るタワマン現場

この間、現場視察に都内のタワーマンションにお伺いさせていただいた。若い現場監督3名で大きな現場を回しているこの現場、本当によく管理されていて若いのに大したもんだなぁと驚嘆した。

絶妙な歩行技術が求められる高層階の現場

今回の写真、高層階を案内されている時の写真なんだけれど、現場行くと大変さがよくわかります。歩くだけで大変。普通に歩くと頭が上の足場にあたります。かといって北京原人歩行をすると腰がいたくなります。北京原人からネアンデルタール人になるぐらいの絶妙な歩行技術が求められます。

現場のDX化とiPadのリアルな課題

この現場はダックビルの商品もすべて使ってくれています。上手に使いこなしていただいて嬉しい限りです。ダックビル商品の1つに現場で施工品質を管理できるiPadアプリがあります。(ある集計作業の時間が半分以下に短縮されます。建装工業では標準になりつつあります)

iPadの大きさを決定するときのことを思い出しました。小さすぎると老眼に辛いし、大きすぎると現場では危なすぎる。首からiPadを紐でぶら下げた時にハーネスの邪魔にならないか、など色々検討しました。

でも、現場にいって実際に歩いてみると「甘かったな」と思うことが多かった。今回は夏の屋外でモニターの輝度が足りているか心配になりました。現場にいくといつも机上の空論をしていないか自分を反省します。

現場からの叱責と自己反省

現場視察が終わり、書類が整備されているか拝見していました。とてもよく整備されていて、自分がやったように誇りに感じていた時のことです。

「今日はCDOが現場にきてくれて話を聞いてくれて嬉しいです。現場はこんなに大変なんです。もっとデジタルを上手く取り入れて早く効率的な仕事ができるようにしてください。道路使用許可とかすごく大変なんです」と倉田現場代理人さんからご叱責をいただきました。

ごもっともです…。

みなさんは、UXやUI設計で、どうやって現場の声を拾っていますか?

一筆啓上いたします。
「アイディアは人から降ってくる」

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真のUXの源泉、ユーザー視点の本質は「現場」にあり。超高層ビルのゴンドラ体験を経て。
ニーズを満たすためにシーズがある。見逃し禁止、技術先行の落とし穴。
 

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージ再出発。
55歳の今、建設テックCEOと創業120年の老舗建設CDOの二刀流で再挑戦中。

【現在の役割】
▪️建設テックベンチャー「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年)

▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年の老舗)

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、
「大企業とベンチャー」「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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