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2024/09/19

「スマホ所有が、命に関わる恐怖」

(写真は私の机の上にいつもおいてある兵器予備軍です)

(写真は私の机の上にいつもおいてある兵器予備軍です)

日産を建て直した男、カルロスゴーンが日本から秘密裏に脱出して逃げ込んだ国、レバノン。このレバノンはユダヤ人が1948年に作った国、イスラエルと国境を面している。宗教対立でこの2カ国は仲が悪く、現在も戦争中だ。(イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラによる代理戦争)

ユダヤ人が作ったイスラエルはユダヤ人迫害の歴史がそうさせたのか世界最高峰の諜報機関(スパイ組織)を持っている。俗に言う「モサド」だ。IT業界の中でもデジタル戦争やハッキング技術でモサドは名高い。先端軍事技術をみていてもモサドの活躍だろう、イスラエル製の武器は先進性が高くとても優秀だ。

で、9月17、18日にそのヒズボラに信じられないような攻撃があった。ヒズボラが使用していた小型通信機器が一斉に爆発し一般人も含む3000人以上が死傷したというのだ。ロイターによるとこの通信機器には「メイドインジャパン」と書かれていたらしい。まぁわかりやすく言い換えると日本製のスマホがレバノンで一斉に爆発したようなものだ。

これは、怖い。
だって、スマホはいつもポケットに入っているか顔にくっつけているか手に取ってみているもん。一番身近な通信機器がある日突然、殺戮兵器になる。というこの怖さ。こうなるとスマホ見る時は覚悟するよね。「いたしかたない、私もいよいよスマホを見なければならないのか…」みたいな。

これからはスマホも、どこで作られたか、誰が作ったのか。トレーサビリティ(追跡ログ)の確保が重要になるのかもしれない。ややこしいのやめて、生産者の顔をシールで貼ったらわかりやすいかもしれない。「富山県南砺市の(鈴木良二)が心をこめて作りました」とかコメントも入れて…。

こういう、誰が誰を狙ったのかわからないような陰湿な軍事攻撃やめてくれないかな。(しかも日本の名前かたって…巻き添えにするなよ…)戦争は外交の一種だと言うのはわかるけれど、世界の市民が恐怖を感じるような軍事技術で平和に暮らしている人々を脅かすのは如何なものかと思う。

一筆啓上いたします。
「IoTシステムは炎上しないように作ろうw」

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野口 高志
【建設テックの二刀流|現場と経営、伝統と未来をつなぐ挑戦者】
倒産 → 再起 → M&Aを経て、現在は建設テック企業のCEOと修繕大手のCDOを兼務。
革新力あるベンチャーと、実行力ある120年老舗企業の“二刀流”で、建設業界の変革に挑んでいます。

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