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2024/09/23

田中一村展から学ぶ、自己探求の旅:上野で見つけた生き方のヒント

(写真は上野公園でゲリラ個展を楽しむ私です)

(写真は上野公園でゲリラ個展を楽しむ私です)

三連休最終日、少し時間ができたから上野の東京都美術館に行ってきた。お目当ては「田中一村展」だ。今回の展示はすごくて、幼年期から最晩年の作品まで一村の生涯を通じた作品が集結している。世俗的な成功とはまったく無縁な一村の「描くこと」への執念。晩年の作は見る者の心を奮い立たせる。

あまり有名ではないから簡単に一村の略歴を紹介します。7歳の時には水墨画で才能を発揮、神童と呼ばれる。東京藝術大学を中退後、30歳まで東京で画家をするもパッとせず千葉に移住。50歳まで作品は入選せず絶望のなか鹿児島の奄美大島に移住する。

奄美と千葉を行ったり来たりしながら工場で働き、お金が貯まると絵画制作する。という鬼気迫る生活を20年近く続けるが結局個展の開催も実現せず、中央画壇には認められないまま69歳でその生涯を閉じている。今でこそ「南のゴーギャン」などともてはやされているが、生前は失意の連続であった。

一村の作品、確かに幼少期のものからレベルが高い。20代、30代の作品には漢詩が随所に施されておりどれほど高い能力であったか容易に想像できる。が、上手だな。という感想しかでてこない。やはり凄いのは奄美に移り住んでから亡くなるまでの一村だ。

見たことのない大胆な構図の中に、緻密な自然が描かれている。ものすごく独特な絵なのに線に迷いがまったくない。吸い込まれるように作品を見入ってしまう。何かを見出した人の感性ってすごいな、って唸ってしまう。

自分は一村のように何かを見つけてから、死ねるのかな。世間から評価が得られなくても、自分を信じて、自分の探し求めるものを追い続けた一村。彼の絵を見ていると勇気が湧いてくるよ。あっ、そうそう。足がガクガクになるほど大きな展示会だから行く時は気をつけて!

一筆啓上いたします。
「Stay Hungry, Stay Foolish.」

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業し、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージから再出発。
55歳の現在は、建設テック企業「ダックビル」の代表取締役CEOと、創業120年の大規模修繕工事大手「建装工業」の執行役員CDOを兼務しています。

「大企業とベンチャー」「現場と経営」「伝統と未来」をつなぎ、建設業の未来をつくるための挑戦を続けています。

【現在の役割】
■ 株式会社ダックビル|代表取締役CEO
売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年

■ 建装工業株式会社|執行役員CDO
売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、堅実な経営基盤の上で、建設DX・AI活用・新規事業・採用広報・組織づくりに取り組んでいます。

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