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2024/06/03

「世界に誇る、石川生まれのテック企業」

写真は「KOMAT’SU」の5年株価チャート推移です。

写真は「KOMAT’SU」の5年株価チャート推移です。

(胸踊る企業、「KOMAT’SU」)
「KOMAT’SU」という名前を見ると、私の胸は躍ります。石川県出身者なら誰もが知っている、小松市生まれの大手建設機械メーカーです。今朝、日経新聞でキャタピラーと「KOMAT’SU」の財務比較が掲載されました。「KOMAT’SU」が負けていたので記事の詳細には触れません。ここでは「KOMAT’SU」の将来性を語りたいと思います。

(軍事技術と建設機械の関連性)
近年、ウクライナやイスラエルでの戦争により、無人化やAI化が急速に進んでいます。軍事技術と建設機械の制御技術は非常に似ており、軍事技術が民生化されることで、建設機械の分野でも革新が期待されます。

(KOMAT’SUの株価推移)
「KOMAT’SU」の株価は2020年には1500円でしたが、現在では4500円と3倍に成長しています。これは、IoTやサブスクリプションなどの建設DXの取り組みが市場から高く評価されているからだと思います。大きな市場であった中国の建設業界が大不況に陥ったにもかかわらず、この右肩上がりの株価はすごい。ー写真はKOMAT’SUの5年株価推移チャートですー

(戦争技術の建設機械への転用)
戦争後、AIによる戦闘車両の制御技術が民生化されれば、「KOMAT’SU」の建設機械評価はさらに上がることになるでしょう。無人施工や遠隔施工のコスト削減効果は非常に大きく、中国に市場がなくなっても今後はアジア、インド、中東、アフリカなどでの需要が見込まれます。

(建設テック企業の躍進)
NVIDIAやTSMCなどのAI企業が注目されていますが、「KOMAT’SU」はそれ以上の技術革新を見せてくれるかもしれません。建設テックは今からが面白い。私たちダックビルも、負けてはいられませんね。

一筆啓上いたします
「世界に誇る日本の技術を、もう一度つくって行こう。」

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野口 高志
【 倒産 → 再起 → M&Aを経て、建設業の伝統と未来をつなぐ『挑戦の二刀流』 】
▪️建設テックベンチャー 「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6千万円 / 創業9年目)と、
▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名/ 資本金3億円 / 120年の歴史)を兼務。
高い自己資本比率(ダックビル65%、建装工業60%)による安全な経営を推進。
盤石な財務基盤を背景に「現場と経営」・「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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