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2023/12/07

CEO朝礼挨拶「来年は経営の舵取りが難しい」

※写真は横のドッグランの様子です、記事本文とは関係ありません。

2023年12月5日 社長朝礼与太話

「来年は企業経営の舵取りが難しい」

今朝の日経新聞にいよいよ、な記事が掲載されていました。

「米銀行融資が急減速 マイナス転換目前」という記事です。

世界最大の消費国である米国の銀行が融資残高を増やしているときは、

米国人がたくさんの借金をして、投資を加速している。ということです。

記事にあるように、その逆に米国銀行が融資残高を減らす。ということは、

市中に出回っているお金の量が減る=人や企業が消費をやめる=不景気がくる。

ということになります。

アフターコロナで社会は大きく変わりました。

ニューノーマルと言われ、人々の考え方が変わったあと、初めて訪れる不景気です。

しかも、お金の融資量はコロナ対応で多くの国で過去最大に膨れ上がっています。

日本では、その恩恵などがありマンションの価格は過去最高値を記録しています。

これが逆回転しだすと、経済が萎む勢いも大きさも普通の不景気とは様相が変わります。

早ければ、不景気到来に応じて米国の金利は2024年3月には下がり始める、という人が出てきました。

景気が加熱すれば、金利は上がり。不景気が訪れれば、金利は下がります。

つまり、来年3月には米国経済は不景気に突入する。そう考える人が出てきているわけです。

日本経済は米国と中国の経済活動によって運命が決まります。

中国は若年層の失業率がとんでもないことになっており、地域によっては40%を超えているそうです。

恒大の債権整理問題が延期されたことからも、かなり危険な状態であることが予想されます。

残された頼みの綱である米国経済の未来を確実に予想できるのが「米銀行の融資残高」です。

これが急減速でマイナスに転換する、というのだから日本はたまらない。

おそらく、来年は多くの企業がピンチになると思う。

だからこそ、生き残れる企業には大きなチャンスが訪れる。

優秀な人材を確保するまたとない機会が訪れるからだ。

そうなった時に、人材に我が社が選んでいただけるよう、

皆で会社の空気を大切にしていきましょう。

今日はウオンテッドリーに掲載することを意識して朝礼の話を考えてみました。w

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野口 高志 株式会社ダックビル / CEO

ダックビルCEOです。若かった時に放漫経営で上場目指していた会社を倒産させてしまいました。皆さんのお情けをいただいて、もういちど頑張ってやり直してきました。懺悔の気持ちと感謝の思いを込めて社会課題を今後もコツコツと解決していくなかで社会に少しでも多く貢献していきたいな、と願っています。

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