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2024/03/05

こうすると、開発者の給料は高くなる。

(この図は日本の市場規模を図示したものです。)

これを見ているみなさんは多くの場合、デジタルの開発者とかデザイナーを志しているわけじゃないですか。で、頑張ってノウハウを吸収して将来は技術を身につけて、たくさんお金が欲しいな。と考えているわけですよね。それは良い考えですが、今後はそれだけだとあんまり稼げないのかもしれません。

お金って、誰かが困っていることを助けてあげたときにいただけます。助けてくれてありがとう、これはお礼です、っていうことでいただくのがお金。ですから、困っていることが多ければ多いほど、助ければ助けるほど、お金がたくさんもらえる可能性は高いわけです。

上の図はどこに困っている人が多くいるのか、というのを図示したもので「市場規模図」といいます。これによると日本一困っている人が多いのが自動車産業です。分かれているからそう見えないけれど、本当は建設+不動産を合わせた業界に一番困っている人が多くいます。(市場規模が大きい)

あなたが開発(デザイン)しているシステムはどの業界ですか?
もしも市場が小さい業界なら、次のことを調べてみてください。その業界のことに明るい競合エンジニアは多いですか? それとも 少ないですか?

例えば銀行のシステム開発なんかは将来的にはちょっと辛くなるかも。すでにIT化が進んでいて業界ノウハウを持っている人も多い、でもその割に市場の規模はそれほど大きくない。開発者は残された仕事の奪い合い。なんてことになりかねません。いわゆるレッドオーシャンですね。

自動車や医療はものすごく市場規模が大きいから魅力的なんだけれど、グローバル化が激しい業界だから開発者は世界で戦える人じゃないと厳しい。英語ができないと競争に勝つのは難しいと思う。

JAVAだと安い、Pythonなら高い。とかいうのは開発業界だけ、その時だけの単なる目安です。どんなに優れた開発技術でも必ず陳腐化します。だから安定してお金を稼ぎたいなら開発の専門知識だけじゃなくて業界知識もしっかり学んだほうがいいです。業界知識は陳腐化しにくいから。

じゃぁ、デジタル化が進んでいないけれど求められていて、業界知識を持った開発者が少ない業界はどこでしょうか。そうなんです、実は建設+不動産なんです。建設テックや不動産テック、って呼ばれていて、最近はすごい勢いで開発者も参入しだしました。

建設業界って、自動運転技術(建設機械の無人化)やVR(BIM)、ロボティクス(作業員のロボット化、人体強化スーツ)、AI画像解析技術なんかが必要だからよくあるようなSaaS系DXサービスだけじゃ足りないんだよね。もっと革新的な生産技術が求められます。(現場仕事だから当たり前なんだけれど)

でもようやく、AIやVR、使えるIoTが出てきて建設業でもデジタルを使った革新的な製造方法が急速に生み出されるようになってきた。(2年ぐらい前から加速した感じ)とてつもない巨大なフロンティア市場誕生です。そしてデジタルの開発知識+建設の専門知識をもった人材なんてどこ見渡してもまったく足りません。見当もつかないでしょ、ロボットを遠隔から管理して現場作業する方法のシステム開発なんて。だから超ブルーオーシャン!

建設業界でしかも市場が急拡大している修繕工事に特化した大手企業「建装工業」のグループ企業建設テックの製造メーカー、ダックビルで一緒に働いてみませんか。建設テックはこれからくるよ。

一筆啓上いたします。
「一緒に大きいプロダクトに挑戦しようぜ!」

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