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2026/03/09

【割り箸が自慢の会社】

会社の空気は細部に宿る。

会社の空気は細部に宿る。

──観葉植物を育てられなかった会社を倒産させた。皆が若く、自分のことでいっぱいいっぱいだった。私も含めて…

勢いがあり、メディアにも大きく取り上げられた会社だった。

お祝いで送られた植物はすぐに忘れてしまう。
枯れ果てるまで気が付かない。生きているのに。

私はそんな会社の社長だった。

茶色くなった観葉植物がゴミ箱に捨ててある。一瞬、胸がキュっとなるけれど、車に乗り込む頃には忘れている。

写真の胡蝶蘭は、友人から3年前にいただいた。
今の事務所の開所祝いだ。粋な友人は、見たこともないほどの大きな胡蝶蘭を送ってくれた。

花が落ちた。夜、みんなで丁寧に小鉢に入れ替えた。

3年越しに大きな大輪を咲かせてくれた。重たくなった頭を支えるため、社員が割り箸で支柱を作ってくれた。

──不格好だ。それがいい。

「どこにおく?」「お客様に見せたいよね」…
そんな話を若い人たちがやり取りしている。

私はそんな会社の社長になれたんだな。

一筆啓上いたします
「割り箸を、見せつけてやれ」

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野口 高志
15歳で実家が倒産。20歳で竹箒を投げられた現場監督。
27歳で起業、46歳で倒産・破産。48歳で仲間とガレージ再出発。
55歳の今、建設テックCEOと創業120年の老舗建設CDOの二刀流で再挑戦中。

【現在の役割】
▪️建設テックベンチャー「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6,000万円 / 創業10年)

▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名 / 資本金3億円 / 創業120年の老舗)

高い自己資本比率(ダックビル65%・建装工業60%)を背景に、
「大企業とベンチャー」「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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