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2024/07/08

「時代の潮目を感じた夜」

(写真はNHKの出口調査による支持者分析です)

(写真はNHKの出口調査による支持者分析です)

昨日、ストレッチを受けている最中にすごいニュースが飛び込んできました。東京都知事選でなんと無党派の石丸伸二候補が立憲民主党と共産党が推す蓮舫候補を抑え2位になったというのです。得票率は次のとおり。(小池百合子=42.8%、石丸伸二=24.3%、蓮舫=18.8%、 投票率は60.6%)近年の選挙ではかなり高い投票率で、とても関心が高かったことが伺えます。

広島県の(前)安芸高田市長が都知事選「初戦」で2位の得票率っていうだけで驚きなのに、石丸さん支持政党なし、支援組織も急いで手作りで戦って165万票も確保するって、これは…すごい!
ちなみに私がシンパシーを感じて投票した、有名なドクター中松(96歳)先生は2.3万票です…。

インターネットメディアを駆使し、政治家は政治屋と揶揄し、既存メディアをまるで嘲笑するかのようなあつかい。選挙中の石丸氏発言に次のようなものがあった。「テレビ局、新聞社、たかだか2次情報を扱う身分で世の中を動かしたつもりになってませんでしたか?」この既存勢力に日和らない姿勢が受けたのか、20代以下若者層では支持率は40%を超えていたそうです。(添付グラフ参照)

選挙においても「個人の力が、組織の力に勝つことがある。」

石丸氏が見せた都知事選のインパクトはインターネットがなかった時代にはとても考えられないことだ。政治とメディアの権力構造は、ずっと固定されていた。地盤、看板(肩書き)、鞄(お金)を持たない若者たちが自力で政治に挑戦することは長い間、難しいことだと考えられていた。

今回の都知事選挙で石丸氏は「自律した個人」が既存組織や権力に頼らずインターネットの活用でここまで戦えることを教えてくれた。昨夜、時代は変わったのだ。これからの選挙は「自律発信力」がない人は勝てなくなってくると思う。いや、選挙じゃなくても自律発信力が必要な時代なんでしょうね。

一筆啓上いたします。
私たちも、自律発信力を身につけていこう

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野口 高志
【 倒産 → 再起 → M&Aを経て、建設業の伝統と未来をつなぐ『挑戦の二刀流』 】
▪️建設テックベンチャー 「ダックビル」|代表取締役CEO
(売上5億円 / 25名 / 資本金6千万円 / 創業9年目)と、
▪️大規模修繕工事大手「建装工業」|執行役員CDO
(売上620億円 / 850名/ 資本金3億円 / 120年の歴史)を兼務。
高い自己資本比率(ダックビル65%、建装工業60%)による安全な経営を推進。
盤石な財務基盤を背景に「現場と経営」・「伝統と未来」をつなぐ挑戦を続けています。

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