野口 高志 株式会社ダックビル / CEO
ダックビルCEOです。若かった時に放漫経営で上場目指していた会社を倒産させてしまいました。皆さんのお情けをいただいて、もういちど頑張ってやり直してきました。懺悔の気持ちと感謝の思いを込めて社会課題を今後もコツコツと解決していくなかで社会に少しでも多く貢献していきたいな、と願っています。
写真は我が社の盾。 「イージス森岡」です。
先週、京都舞鶴の現場でうちのシステムが故障しました。どうも聞いたことがないタイプの故障です。これはちょっと自分の目で見て確認したい。迷惑だとは思ったけれどイージス森岡さん(うちの工事部エース)にお願いして同行させてもらいました。
現場で実際に見ないとわからないことってたくさんあります。どうしてこんなシャッター商店街の小さな街なのに飲み屋さんが異様に多いんだろう。なんでこんな大きなホテルがあるんだろう。えっ、セーラー服きた男の人が大量に歩いているよ。調べてみたら自衛隊のイージス艦係留地が目の前にあるそうです。やった!すぐ向かいました。かっこよかったわぁ…イージス艦。
なんの話でしたか、そう、現場がいかに大切か、です。
現場にもいろいろあります。
システムを実際にご利用されている現場。
お金を貸していただくために銀行さんに事業説明をする現場。
お客様に商品説明して契約をいただく営業の現場。
プログラムを作ったり、キッティングをする現場。
商品を取り付け工事する現場。
新入社員研修や経費処理、顧客のサポート電話をする現場。
あれ?仕事しているのに現場じゃないところってないよな。って思います。そう考えると「現場が大切」ってことじゃなくて「現場がない人はいらない」ってことなんじゃないだろうか。
昔はデスクに座ったまま新聞(Yahooニュース)読んで、たまに社内の電話とって、部下の話を偉そうな態度で聞いて、それっぽいこと言って、お客様と食事に言って、たまにゴルフ。あーつかれた。というオジさんがいる会社って多かったです。で、偉い人って呼ばれて高い給料いただいていました。こんな人を大切にする会社の現場からは人が消えちゃう時代ですよね。私も身を引き締めてもっと現場にいかなくちゃ!
一筆啓上いたします。
「現場で汗かく君たちが社内で一番偉いんです」