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2026/09/16

【信用を積み直す技術⑩ 最終回:みなさんは、私の質問に答えていなかった】

アンケートを通し、人との触れ合い、学ぶことを感じた「信用を積み直す技術」シリーズ。

アンケートを通し、人との触れ合い、学ぶことを感じた「信用を積み直す技術」シリーズ。

──1,028票を数え直して、気づいたことがあります。

9回のアンケート。
借金か、貯金か。
転職か、勤続か。
読書か、運動か。

私は毎回、
「どちらの人を信用しますか」と聞いてきました。

──でも、みなさんは、そこに答えていなかった。

気づいたのは、7回目でした。
「月5冊の読書か、週3回の運動か。」
どちらの人と働きたいですか、と聞きました。

結果は、49%対51%。
きれいに割れました。
ところが、コメント欄は割れていなかった。

91票に対して、60件のコメント。
そこに書かれていたのは、AでもBでもありませんでした。

「私は、これを10年続けています。」
「一度やめたけれど、また始めました。」

──みなさん、自分の話をしていた。

気になって、過去のコメントも読み返しました。
転職5回か、18年勤続か。75%が「転職5回」を選びました。

でもコメント欄には、
「私も転職しました。」「私は、同じ会社に残りました。」
それぞれの人生が並んでいました。

「生まれ変わっても、もう一度自分がいいですか。」
60%が「もう一度、自分」。
168票。9回で、いちばん多い投票でした。

──ここでも、みなさんは自分の人生を語っていた。

私は「誰を信用するか」を聞いたつもりでした。
でも、みなさんが答えていたのは、
「自分は、どう生きてきたか。」

──そして、私も同じでした。

「誰を信用するか」と問いながら、
失敗した自分を、もう一度信用したかったのかもしれません。

信用について9回問いかけて、
いちばん答えを聞きたがっていたのは、
実は私だったのかもしれません。

投票してくださった1,028人のみなさん。
そして、476件の「自分の話」を残してくださったみなさん。
本当に、ありがとうございました。

一筆啓上いたします。
「誰を信用するかを語るとき、人は自分の生き方を語っている。」

【信用を積み直す技術 シリーズ2】 シリーズ1(①〜⑤)はこちらから
▪️⑥信用を積み直すために始めた、SNSとブログ。SNSも、会社も、人間関係も同じ。「自分が語る前に、相手の話をよく聞く」ことこそ信用の元。
▪️⑦継続の長さは、自分との約束を守り、律してきた年数。律し続けることが、信用の積み重ねになる。
▪️⑧宣言したことを実際に行動に移すことで、言葉は信用に変わる。
▪️⑨もし、今日が最後の1日なら、あなたはどう過ごすか。誰にとって恥じない生き方をしたいか。
▪️⑩シリーズを通し、LinkedInで募集した全9回のアンケート。いただいた1028票と476件のコメントから気付いたこと。

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野口 高志 (のぐち たかし)

【信用は、積み直せる。】

建設テックベンチャー「ダックビル」CEO × 創業120年・大規模修繕工事大手「建装工業」CDO。

15歳で実家の建設会社が倒産。46歳で自らの会社も倒産・破産。
48歳、仲間とガレージから再出発。
いまは建設DXとAIで、ベンチャーと大企業、両方の現場に立っています。

このブログ『一筆啓上』では、失敗と再起、組織づくりを通して
『信用を積み直す技術』を綴っています。


▶ 詳しいプロフィール(経歴・特許・受賞歴): duckbuild.jp/noguchi/

▶ LinkedIn(週3回発信中): linkedin.com/in/duckbuild

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